The journey has just begun〜"代表の藤井祐眞"を追いかけて気づいたこと〜
こんにちは。あさみん(https://twitter.com/asamin_sport)です。
このブログは
川崎ブレイブサンダース Advent Calendar 2021 - Adventar
23日目の記事として投稿します。
あやこさん、今年も主宰いただき、ありがとうございます!
anzaiさんが主宰されてた2018年からもう4度目の参加...時が経つのは早いものですね。また打ち上げ会をリアルでできる世の中になってほしい...!!
昨日の記事はhjmngsさんの「どうなる?????新アリーナ(後半)」でした!
ファミリーみんなに寄り添った、真の夢のアリーナが出来てくれたらうれしいですね!個人的にはコンコースにロウルやIRIS用のステージがあったら嬉しいな~と思っております!
0.はじめに...
さて、今回は...の前に、3年連続、今年ももちろん意図して23日を選びました!
藤井祐眞選手、お誕生日おめでとうございます!
キャプテンとして迎える節目の30歳、これからも全力で、ひたむきに駆け抜けてほしいです!!!
改めて今回は、藤井くんが、代表に選ばれた!僕も追いかけて仙台に行ってみた!そんな1か月前、私が感じた変化、気づきについてお話したいと思います。
1.大好きな選手が共に戦う幸せ
2021年11月15日。月末に行われる代表戦の合宿参加メンバーが発表。
🇯🇵男子日本代表🇯🇵
— バスケットボール日本代表 (@JAPAN_JBA) 2021年11月15日
「FIBA バスケットボールワールドカップ 2023 アジア地区予選」Window1 日本代表候補選手24名発表 / Window1直前合宿参加メンバーのお知らせhttps://t.co/F2ec9GG6wS@FIBAWC #FIBAWC#WinForJapan#AkatsukiFive pic.twitter.com/hNaxEhqSa2
藤井祐眞。その名前が確かに記されているのを見て、頭が真っ白になりました。
なぜなら、「代表の藤井祐眞」を真剣に想像していなかったから。
僕は「川崎の藤井祐眞が好きなんだ」そう思っていたから。
僕は川崎でのプレーを見て藤井祐眞を好きになり、藤井祐眞のプレーを見て川崎を好きになった。藤井祐眞こそ、ブレイブサンダースの志向するバスケットボールを体現する選手だ。この想いは、ずっと持ち続けているものです。
ルーズボール、リバウンド、体格に差のある選手にも勇敢に向かっていく。
そんな姿は、誰よりもカッコいいと思っています。
しかし、こと代表と藤井祐眞という観点では、特に強い要望とか、それこそ多くのファンが言っていたような「なんで選ばれないの?」みたいな思いは、それほど強くありませんでした。
「本人も熱望している感じではないし...」「自分は川崎の藤井祐眞を好きになったんだし...」
だから、トム・ホーバスHCが茨城戦を視察に来たという報せを聞き、直接藤井くんに言及している様を見てなお、「ふーん」くらいにしか思っておらず。
だから、いざ選ばれたと分かって、正直びっくりが勝ってしまったのです。
ただ、次の瞬間、これはそれどころの騒ぎじゃないぞ、と気づきました。
寺嶋良。
もう一人、僕が好きで好きでたまらないプレーヤーの名前が、候補として記されていました。
互いに才気溢れる選手故、対戦することを楽しみに思う気持ちはあれど、同じチームで交わることはないものだと思っていました。
それでも、大好きな選手が2人、たった2週間でも、同じ釜の飯を食い、同じメニューをこなし、同じ夢に向かっていく。
今までに感じたことのないワクワクが溢れてきました。
そこからは急転直下、のんびり京都で紅葉でも見ようかと思っていた11月の週末は、弾丸ツアーで仙台へ向かうあわただしい週末へと変わったのです。
2.INSIDE AKATSUKIで気づいた2つのこと
それからの約2週間、毎日の楽しみが一つ増えました。
その名も「INSIDE AKATSUKI」代表合宿の様子を、日本代表の広報さんが毎日伝えてくれていたコンテンツです。これがまーあ面白かった!毎日かじりついていた藤井祐眞ファンは僕だけではないと思います。
INSIDE AKATSUKIを通して気づいたことは2つあります。
1つ目、日本を代表する仲間と共に切磋琢磨する姿を見ることは最高に幸せだということです。
【INSIDE AKATSUKI】2021.11.15 FIBAワールドカップ2023 アジア地区予選に向け始動!
— バスケットボール日本代表 (@JAPAN_JBA) 2021年11月16日
▶︎ https://t.co/fpTR91RJ7e
新体制で新たな船出を迎えるチームの裏側を“INSIDE AKATSUKI”で連日お伝えしていきます🇯🇵🏀@FIBAWC#FIBAWC#WinForJapan#AkatsukiFive pic.twitter.com/ALrMWWmr4m
藤井くん、最初はまーあ登場しなかった!笑
対照的に一回目のこの動画で「楽しみっすわ!」って答える寺嶋君の姿にいきなりグッと来たり...。
藤井さんは事務所NGですか???
— あさみん⚡😺 (@asamin_sport) 2021年11月18日
ルーズボール追いかけたまま飛び出してアウトサイドアカツキとかそういうことじゃないよね???
頭が映ったとか、たぶんあれは背中だとか、連日やいのやいの藤井過激派として血眼になりながら見る日々も楽しかったですね。
だからこそ、サムネで登場した4日目の動画は忘れないなぁ...笑
久々の代表とは思えない、いつも通りのノリで比江島をけちょんけちょんにいじり倒す藤井くん。笑
動画を見れば見るほどに、ああ、ほんとに各チームを代表する、日本を代表する選手と一緒に笑って、苦しんで、突き進んでるだなって、実感が湧いてくる日々はとても楽しかったです。
考えてみれば、ウインターカップで度肝を抜かれた岡田、僕と同い年の斎藤、川崎時代から応援している野本、思い入れのある選手はたくさんいて。
そんな選手たちと、自分の大好きな選手が仲間になって切磋琢磨できる代表って、ほんとに夢が詰まっているのだと、ワクワクが止まらない日々でした。
一方で2つ目、日本を代表する仲間たちとの争いは、厳しく、残酷なものであるということも思い知りました。
あの2週間のハラハラ、ソワソワした気持ちも忘れられません。
代表合宿に呼ばれた人数は24人。試合にエントリーできる人数は12人。
合宿のメンバーは仲間であるとともに、限られた代表の座を争うライバルでもあるわけです。
選ばれる保証なんてどこにもない。
事実、動画に映る人数も少しずつ少なくなったり、ユニ撮影の動画に映っているところを見て少し安堵したり...とにかく不安定な日々でした。
それこそインフルエンザか脳震盪、人間である以上どうしようもないこと以外では一切欠場しない藤井祐眞ファンにとって、そこに彼がいるか?いないか?という心配に襲われること自体が慣れていないことでもあり、一喜一憂、本当に落ち着かない日々でもありました。
であればこそいっそう、元気に練習に励む姿を見せてくれていたInside Akatsukiには感謝してもしきれません。
そして11月26日。最もドキドキして、最もワクワクした2週間、試合の前日にロスターが発表された瞬間は、最高にホっとしました。
明日の中国戦に臨む男子日本代表ロスター12名を発表🇯🇵
— バスケットボール日本代表 (@JAPAN_JBA) 2021年11月26日
🏀FIBA バスケットボールワールドカップ 2023 アジア地区 1次予選 Window1
🇯🇵日本vs中国🇨🇳
⏰明日12:05 TIPOFF
📍ゼビオアリーナ仙台
📺BS日テレで生放送
📡DAZNで生配信
▶️https://t.co/W2WknwWIp1@FIBAWC#FIBAWC#WinForJapan#AkatsukiFive pic.twitter.com/Nu0hLmTZL2
(ま、この日の朝4時にFIBAのサイトのロスター巡回してほぼ確信はしてましたが。笑)
かくして、仙台へと、期待と夢を持って足を運ぶことができたのです。。
おーれーたちととーもにー れでぃごー! pic.twitter.com/03GwcX5l5q
— あさみん⚡😺 (@asamin_sport) 2021年11月26日
3.代表の姿を見て感じた2つの想い
そうして迎えた代表戦。縁あって声をかけていただいた席、大の藤井ファン仲間と一緒に見たその試合は、それはそれは感慨深いものでした。
「JAPAN」のユニフォーム姿は、何にも代えがたいものです。
そして、試合を見て感じた最も素直な気持ちは、
「藤井祐眞のバスケットボールが好きだ」
でした。
川崎だからとか、代表だからとか、そんなことはもはや小さな問題で
— あさみん⚡😺 (@asamin_sport) 2021年11月27日
徹頭徹尾目の前のプレーにこだわる、藤井祐眞のバスケットボールが大好きだ!#Akatsukifive#藤井祐眞#UNCHAIN pic.twitter.com/uCvrhwIxOx
もう、応援している藤井くん自身が、代表とか川崎とか、そんなちっぽけなことなんかよりも、目の前のプレーに全力を尽くしている姿。
彼自身の根っこにあるもので、1ミリも変わりやしない。
点差がついていたって、相手のキーマンからチャージングを奪い、全力で守備して、落ち着いてコーナースリーを決め、フリースローをもらってくる。そして、ルーズボールひとつ、プレーひとつに対して誰より真摯に取り組む姿。
その姿ある限り、僕は彼のプレーを追いかけたい。ついていきたい。
改めてその想いが強くなりました。
そして、そんな彼のプレーが大好きだからこそ、もう一つ感じたことがあります。
「藤井祐眞はこんなもんじゃねえ!」
と。
得意のスティールだって見せていないし、PTだってもっともっと獲得できる力はある。
ライバルたちが強力であったとしても、彼らにない魅力を藤井祐眞は持っている。
そして何より、どんな強敵だとしたって、彼の力があれば食い下がれる、勝利を近づけることができる。
そう思っているからこそ、あの日のプレーがすべてだと思ってもらっちゃ困るぜ!
という思いが沸き上がってきました。
いつぶりだろう、「藤井祐眞はもっともっとすげえんだぞ!!!」
— あさみん⚡😺 (@asamin_sport) 2021年11月27日
って叫びたくなったのは。
再び証明することが求められること、すごくワクワクする。
まだまだやれるさ、世界なんて、一瞬でぶっちぎってやろうぜ!!!#Akatsukifive#藤井祐眞 pic.twitter.com/Dh7pcInTSZ
思い返せば僕が観戦を始めた17-18シーズン。
その素晴らしい実力がありながらも、篠山・辻という日本を代表する選手と同じポジションでプレーするがゆえに、シックスマンとしての活躍が目立っていた時期。
その活躍を嬉しく思いながらも、心のどこかで「こんなもんじゃない」「彼ら2人を押しのけて出れるくらい、力のある選手なんだ」
と、当時感じていたことをふと思い出しました。
だからこそ、18-19シーズンの出陣式で「篠山・辻を超える」と宣言したこと。
たゆまぬ努力で、川崎のシックスマンからリーグのベスト5へと進化したこと。
高い壁、越えるべき目標
— あさみん⚡😺 (@asamin_sport) 2021年11月28日
その全てが藤井祐眞を強くしてきた
さらなる壁に立ち向かうことは
もっともっと、強くなった姿を見せてもらえるということ!
全て、超えてゆけ!!!#Akatsukifive#藤井祐眞 pic.twitter.com/NKQ48yqXNf
そう、いつだって、どんな高い壁だって乗り越えてきた。
相手が強ければ強いほど、立ち向かう勇気を見せてくれた。進化した姿を見せてくれた。
きっとこれからも、更なる強敵との争いを戦い抜く中で、もっと凄い藤井祐眞を見せてくれる。
そんな楽しみなこと、応援しないなんてあり得ないじゃないですか。
4.The Journey has just began.
大好きな選手と共に戦う姿が見たい。
代表の仲間と切磋琢磨して欲しい。
厳しい争いを勝ち抜いて欲しい。
より強大なライバルに立ち向かい、進化した藤井祐眞を見せつけて欲しい。
その根源にあるのは、「藤井祐眞のバスケットボールが好きだ」という気持ちだ。
今回代表戦までの日々を過ごして、ファンとして改めて感じた想いを残すために、この文章を書きました。
「旅は始まったばかり」
代表戦、結果としては2連敗、厳しい戦いを振り返るホーバスHCが度々使っていた言葉。
どんな場所でも変わらず信念を貫くプレーを見せてくれる、進化した姿を見せてくれる、そんな代表の藤井祐眞の長い旅はまだ始まったばかり。
彼はきっと見せてくれます。
もっと進化した藤井祐眞を。
世界の舞台で歓喜の時を迎える、日本代表を。
僕はその背中を、どこまでも、追い続けます。
駄文長文、最後まで読んでいただきありがとうございました!
明日はysmaster007さんの「おかえり」です!
おそらくはあの選手のこと...楽しみですね!
1試合丸ごと写真で振り返る天皇杯決勝
こんにちは!あさみんです。
これを書いているのは2021年5月19日。あと二日でチャンピオンシップ準決勝・宇都宮ブレックスとの戦いが始まります。
いいイメージを持って臨むために。
栄光を胸に、新たな一歩を踏み出すために。
天皇杯決勝、あの熱い試合を振り返るのはこのタイミングしかないと思い、丸ごと公開します。
きっと、くじけそうな場面は何度も訪れます。
そんな時は思い出しましょう。
川崎ブレイブサンダースは、最高のチームだということを。
明るくおめでたく、川崎らしさ全開で掴み取ったあの勝利を、もう一度!!!
シューティングするだけでカッコいい男。
落ち着き。強い心。
無駄に悪ロウルに現像してみた。
こののせっ!って感じのアングル好きなんですよねぇ...
ゆうしょうは、かわさきだよね???
ほら、立った立った!
親分気取り。笑
竜青さんは、いつだってファミリーと一緒に戦ってくれる。
みんなを、最高の舞台に連れて行ってくれる。
Tip off!!
誰が相手でも怯まない。
凛々しき虹の女神。
もっと!!もっとだよ!!流れを俺達に持ってこい!!!
まだまだ、この男は大舞台で暴れ足りてないよ。
よっ!
こんなにも前のめりな三人が今度はコートで一緒に戦ってくれる。
これ以上心強いことはない。
気迫。いつだって、キャプテンは40分間戦っている。
夢を乗せた弾道、いつもの45°からぶち込んでやれ。
ぜってー止めてやるんだ。
模倣。笑
誰より美しきシルエット。
会心の一撃を誰より静かに、誰より大きく噛み締めていたのは、苦楽を共にしてきた同期だった。
リングしか見えねぇ。
TSUJI-FLIGHT!!!
川崎をどこまでも連れていくヒーロー!!!
やっぱり、この2人が輝いてこそ川崎ブレイブサンダース。
美。
大舞台で発揮する度胸。これほど厄介な選手はいない。
声かけ。
直後、止まっていた流れを動かすレイアップ。
これが出来るのが、僕の大好きな藤井祐眞。
情熱のエンドワン!!!!
世界一カッコいいガッツポーズ。
本気の比江島にだって、負けちゃいないぜ。
ベースラインの魔術師。
事も無げにシュートを決めるニックがこの大喜び。
どれほど極限の状態で戦っていたことか。
どれほど大きな一撃だったことか。
どんな場面でも、尊敬に値する好敵手。
WINNING SHOT!!
せんせー!待てって言ってる人が一番待ててませーん!笑
この2人にしかわからない世界。
さいっこうの瞬間。一回見たくらいじゃ、足りないよね。
😆😆😆
相棒!!!
王が認めるその器。
今度はもっとたくさん、胴上げしなきゃね。
川崎に架かる涙の虹。
川崎が誇るビッグラインナップは、5人で一組だ。
さあ。前に進もう。今度はBリーグの頂点に立とう。
その前に、倒さなくてはならない宿敵を倒そう。
川崎ブレイブサンダースは、優勝します。
1試合丸ごと写真で振り返る三河戦GAME1
こんにちは。
前回好評をいただいたまるごとアップ企画、三河戦バージョン!
Noteで30枚に絞ってやろうかなとか、いろいろやり方は考え中ですが...ひとまず前回と同じやり方で。
大熱戦となったシーホース戦GAME1を振り返ります。
富山戦が奇跡の勝利なら、この試合は知略と執念の勝利。
中でも仕事人・長谷川技の守備が光った一戦でした。
外から見たアリーナ。公園の通路はすっきりした一本道で気持ちがよかったです。
どん!入場したらこの幻想的なライティング、ヒーリングミュージックのようなBGM。
個人的に、野球、サッカーで会場に入ったときに緑の芝生が広がった異空間な雰囲気が好きなのですが、バスケは体育館なのでそうもいかず..と思っていました。
これは異空間へいざなう一つの解なのかもしれぬ。
これ!スポーツシート!めっちゃよかったです。
一回座ると他の席に戻れなくなる危険大!!
スーパーガールズが立ち止まってご挨拶、写真も撮らせていただきました...神ファンサ...
全アリーナ導入してほしい...😻
家かい。笑
先輩大好き祐眞くん。
セクシーJ.
コートサイドのちびっこも巻き込んだシューティングの一幕。
プロの振る舞いを常に考えている川村さんならではの光景。
べーーっ。
オーバーアクション。笑
いや、エンタメもそうなんですけど、純粋に死ぬほどシュート入っててすごかった。
この日はJの復帰戦。
おもてなしライトがきらめく会場にいつものパフォーマンスで復帰、とっても嬉しかったなあ。シーホースの皆さん、本当にありがとうございました!
度肝を抜かれたタツヲパフォーマンス。こいつかっこええ。。。。
投げキッス・タツヲ。
にっこりアヴィ。元気そうで何よりでした!(2日目は元気すぎたぞコンニャロ)
闘志を燃やして、いざ試合へ!!
この試合の焦点となった、ストップ・ザ・金丸。
ハセさんの背中には、こいつを絶対止めてやるという静かな闘志がみなぎっていた。
J、いざ戻る!!!
少しでもストレスを与え続ける。その働きが、変態の異名を持つ精密機械さえも狂わせる。
高い!!世界規模のパフォーマンス、この男はどこまで行くのか。
このポジショニング。チームの約束事として金丸だけは止めるという意志が徹底されていた。
そこに限らず、ディナイ、バンプといった細かい守備の強度も非常に高かったこの試合。少しずつチームが仕上がってきているのを感じます。
2ファウルを喫したハセさんに代わって登場したまっすー。
職人の意気が乗り移る。
わずかでも押し出そうという踏ん張り。
キャプテンはいつでも戦っている。
コーヨーくんのスリー。敵ながら嬉しかったな...!!
ファウルにはなったけど。よく立ち向かうよねえ、ほんと凄いわ。
とんでもない飛び道具が隣にいて大変だろうなと思いつつ、
気になるものがあったら触ってみるとか、練習に混ざるとか、いわゆるマスコットムーブを欠かさないシーホースくんには好感が持てます(何目線)
実は仲良し。黄色いのとか言ってるけど。
Attack the basket!!
情熱の一撃!!!
試合に出ることはできずとも、戦う姿勢が素敵だった。
少々のスクリーン??すぐに追いついてやるさ!!
ポストムーブ、ステップは元から天性の才を誇る選手ですが、少しずつ平面からの仕掛けやボールハンドリングが伸びているのを感じます。とんでもない大物に、なってくれ。
殊勲の長距離砲が舞う。描け、勝利への放物線。
ジョーダン・ヒースここにあり!!復活のアリウープ!!!!
ミートの時のふわ山さんほんとにすき。
シューターの余韻を残した帰陣、めっちゃ好きなんすよね。
たった一本の成功を、勝負所で引き寄せる。勝負師辻直人の同点シュート。
この連続オフェンスリバウンドよ。ハードワーク、本当に素晴らしい。
篠山・ザ・クラッチマスター。川崎のビラップスが勝利を手繰り寄せる。
死守!!!
アタック!!勝負師が魅せた真骨頂のエンドワン!!!
想いを乗せたボールは、リングへ一直線に向かう。
勝利を確信するその時まで、離すことはなかった。執念。
仕事人が、ようやく表情を緩める。
UN1TE.
ファミリーはいつでもついています。
1試合丸ごと写真で振り返る富山戦GAME1
こんにちは!この記事は
川崎ブレイブサンダース Advent Calendar 2020 - Adventar
第22日目に寄稿するものです。
21日目ははにわさんの「富山よいとこいちどはおいで|はにわ|note」でした。
富山、本当に楽しかったな。はにわさんの遠征記、試合から食まで、遠征の醍醐味がつまってました!!
さて今回は...の前に!今日23日はそう!
大好きな藤井祐眞選手の誕生日!!!おめでとうございます!!!!!!
今年も狙って23日をアドベントカレンダーの日にしました。
最高の笑顔を、大舞台で見せつける一年にしてほしいです!!
改めて、今回の記事へ...
凄まじい粘り勝ちとなった富山戦をまるごと250枚の写真で振り返ろう!という記事です。(元はと言えば京都戦を振り返るつもりだったんですが、いろいろと気持ちの整理がつかず。またの機会にじっくりとやらせていただこうと思います。)
普段ツイッターやインスタに上げるときは、特にお気に入りの写真をチョイスしてアップロードしていますが、何百枚とセレクトしたうちアップするのはほんの一握り。
ぶつ切りではなく、一試合というストーリーを丸ごと見てもらえたら、という願いをかなえるチャレンジをはじめてやってみようと思います!!
めちゃくちゃ立派だった富山市総合体育館。マジで一回行ってほしい。テンションめちゃくちゃ上がります。照明死ぬほどきれいです。飯が最高にうまいです。
新幹線の駅からも近いし、2階席でも見やすいタイプの会場だし、遠征デビューにはうってつけかも。
仲良し元京都コンビ。僕にとっては、浜口バスケVS川崎 という構図でも楽しみな一戦でした。
40分出すとさすがに疲れてくるとか(当たり前だが)明らかにスタミナ切れした後1機だけ理不尽スリーのストックを残してるとか、まんまマブンガでしたね。いやそれ打つから!入るから!詰めて!とか心の中で叫んでた。
本当に敵に回したくない選手ナンバーワン。
GOWの暗転パフォーマンスは凄い。床の反射がとってもきれいでした。
笑顔が一番。
試合前の集中が好き。
まさかお前、シュートはいらないおまじないじゃないだろうな!
自慢げにまりこさんポシェットを見せつけるグラッキー
カッコいいですよね、岡田くん
くぅーーー!
大事な順位争い直接対決。両チームにとって、3年間連勝のない相手に是が非でも一試合目を取りたい。そんな意味合いのある一戦でした。
出陣。気合十分。
しかし空回りしたのかいきなり走られる展開。ノリノリ富山はほんとに手が付けられない。でも、不思議と行ける気がしていた。
Look up.この日選手は一瞬たりとも諦めを知らなかった。
前半は思いっきりやられましたね。マブンガ先生はさすがだった。
この勢いで突っ込んでくる相手にファウルしないのは至難の業。
ジュリアン、本当にいい選手だなとしみじみ思っていた。
イケイケな拓殖対決。
ハセさんのいない川崎は、この二人が守る。
水戸にやられなかった試合が見当たらない。嫌なところで必ずつないでくる素晴らしい選手。
ド迫力の横綱...
汗だくになるまで走り回って帰ってくる。藤井祐眞のスタイルが好き。
光る腕が好き。よく前半つないでくれたと思う。
ONE TEAM.
藤井祐眞にかかればすべての外国籍プレーヤーが相棒になる。嬉しかったな、これ見れて。
そんな狭いとこ通らんでもw
あまり見ない組み合わせ。チームは全員で強くなろうとしている。
球際!!!この節の辻直人は勝気にあふれていた。
対マブンガの守備も必死に頑張ったまっすー。確かに先行された前半ではあったけど、このボディーブローが後半に効いた。
今節でも特にお気に入りの一枚。まっすー、ワイルドになりましたよねぇ。
辻さんが率先して意見を出すところはあまり印象がなくて、だからこそ勝ちたい思いが消えてないことを確信した。
この試合、不思議と負ける気はしなかった。
一瞬でも、見たことないスタッフさんだけどどっかで見おぼえあるな...って思ってすみません。
大濠つくば。先輩に見えるの右定期。
この一連を見たとき、ああ、まっすーは本当に川崎の選手になったんだなと、
いまさらながらに思ったんだよね。
もうお客さんじゃないんだと。
ふとした瞬間の表情が好き。
苦しむ王に策を授く。
頼りすぎてもいけないが、キングが輝いてこその川崎。
眼。好きです。
ボクサー竜青。
クマはこのエアリー感もたまらない。
ずーっとベンチから鼓舞していた。一試合通して戦い抜いたからこそ、終盤に神様がほほ笑んだ。
宇都に対する守備も頑張っていた。この男はどこまでいくのだろう。
この速攻あたりで、あ、行けるな、という雰囲気は感じていた。
美しすぎる腕の平行棒。
意地でもファウルもらってやるって、この前へ前への勢いがカッコいいんですよね。
生では初めて見て、魅了されてしまった。
ドヤ顔させたら世界一。川崎の勢いをブーストするのは、コートでもベンチでもこの男。だから好き。
シュート前の髪の毛ふわ山さん。めっちゃ好きなんですよねー。
試合の流れを完全に持ってきたシュート。
もうさ。かっこよすぎません???
4Qのシモンズは本当にいい働きをした。
陰の立役者。
パブゆうまの前のめり感。情熱の男は惹かれあう。
先輩まずいですよ!
パブロの笑顔!!!いい雰囲気でしたね。このままリードを守り切れると思ってた9点差。
静かな炎を心に燃やして。
完璧すぎるピック。神は細部に宿る。
相手のFT,観客席を煽る。勝つために使えるものは何でも使う。執念。
絶不調のニックがチームの危機に登場。キャプテンの送り出し、信頼と発破。
3Q途中、一度は封印を決めたニックを戻す。最後はお前に任せた。覚悟の指揮官は本当に強かった。
ピントもへったくれもないけど、この8秒を奪取したルーズは絶対残したかった。
執念がなければ、富山に寄り切られていたと思う。
延長。もっと見たい思いはかなってしまった。
なんでも撮るタイプだけど、藤井くんのスリーとニックの同点FTは撮れなかった。
試合の熱気に押し負けるがごとく。
少しも切らさなかった。だから踏ん張れた。
その時、奇跡のように一筋の道が開いた。6点差を追いつくクリーンレイアップ。
2点ビハインド。スリー打つのはみんながわかってた。それでも決める。
それが篠山竜青だから。
出し尽くした男の咆哮。
この抱擁は本当にぐっと来た。耐えて耐えて、本当に苦しかったんだね。
川崎のバロメーターは、この2人の笑顔。
背負うものが笑えるチームは、強い。
死闘。奇跡のような、最高の勝利。
...最後まで読んでくださった方、本当にありがとうございました!
ジャマール・ソープ~愛すべき移籍王~
こんばんは!この記事は
川崎ブレイブサンダース Advent Calendar 2020 - Adventar 第8日目に寄稿するものです。(遅くなってすみません...)
昨日はAyakoさんの
でした!私も東芝時代からの皆様からすれば相当なライトファンですが、やはりライトファンの方の目線とは変わってきている部分もあり、面白いなーと思いながら読ませていただきました。
さて、今回のテーマはズバリ!
ジャマール・ソープ選手です。
今までのブログは割と「イイハナシダナー」風に力の入ったものに(書くうちに)なってたのですが、今回は小ネタ集的に楽しんでいただければ幸いです。(ちょろっとツイッターで読んだ内容も多々あるかと思いますが)
◆JTとの出会い
2020年1月。天皇杯を控えたブレサンファミリーはひそかに悲しみに打ち震えていました。
明るいキャラクター、神出鬼没のスティールでとどろきを沸かせたマティアス・カルファニが、12月の名古屋戦で重傷を負い、19-20シーズンの出場が絶望的な状態に陥ったためです。
リハビリへ帰国したマティ。埋めがたい穴。失ったものへの悲しみ、続くシーズンへの不安を抱えていた2020年1月のサンダースに、一人の救世主が現れました。
それこそがジャマール・ソープ。人呼んでJT.
外国籍選手の重要性が高いBリーグにおいて、負傷者が出たときにスポットで外国籍選手と短期契約を結ぶことは珍しくありません。
...しかし、この男の真価は、「あまりにも多くのチームに必要とされてきた」というところにあるのです。
ブレサン加入時点でのJTの経歴(初来日以降)は以下の通り。
リンク栃木ブレックス
レバンガ北海道
Basket Esch(ルクセンブルク)
レバンガ北海道
サンロッカーズ渋谷
岩手ビッグブルズ
大阪エヴェッサ
バンビシャス奈良
アースフレンズ東京Z
東京八王子ビートレインズ
熊本ヴォルターズ
ルクセンブルクという気になりすぎる文字列は置いておいたとしても、
この分量。
なんと川崎が日本で10チーム目の所属です。
よく「所属を順番に言える人などいない」と言われる元NPB・ホセ・フェルナンデスですら4球団。
NBAを代表するジャーニーマンで川崎にも所属したルー・アマンドソンも14シーズンで10球団の所属。
しかしJTは当時日本6シーズン目にして10球団目というハイペース...
これほど数奇な運命を辿る選手はそういるものではありません。
さらに驚くべきは、このあと川崎を対談してから、一年足らずの間にさらに所属チームが3チーム増えていることです()
【速報】移籍王ソープ先生、わずか1シーズンで3チーム目の所属が決まる https://t.co/oZvzVvezr7
— あさみん⚡😺 (@asamin_sport) 2020年12月3日
勇み足でさも偉業のように書きましたが、
JTにとって1シーズンで3チームに所属することは3年連続3回目でした。
本当にありがとうございました。
というわけで、先ほどの10球団に加え、7シーズンで13ものチームに、しかも序盤の北海道以外はすべてダブりなしで在籍しているJTは、ある意味で「もっともBリーグを知り尽くした男」「Bリーグの功労者」と言えるのではないでしょうか。
萌え記録は多々あり、「B2B3入れ替え戦と天皇杯決勝を両方経験した唯一の選手」「八王子→熊本→川崎とわずか一年足らずの間に3カテゴリーに所属」
などなど枚挙にいとまを挙げません。
このさすらいの勇者は短期契約でさっそうと現れ、いつの間にか移籍している、Bリーグみんなのヒーローなのです。
そんなJTの小ネタを3つほど挙げてみます。
◆小ネタ①JTと3度出会った男
これだけ多くのチームを渡り歩いているJTですが、2シーズン以上を共にした選手となると2季在籍した北海道で時間を共にした選手以外ではかなり限られてきます。
しかし、なんとその2をさらに上回る3季を共にした選手がいます。
その男こそ我らが熊谷尚也!!
昨年の川崎、18-19の大阪...そして最初は14-15のリンク栃木まで遡るのです。
さらに驚くべきは、3回ともJTが短期契約であること。
「はじめまして、クマさん」
「よっ、また会ったな」
「...またかw」
となったかは知りませんが、貴重なJTフリークと言えるのではないでしょうか。
◆小ネタ②JTの「経県値」
「経県値」という概念をご存じでしょうか?
旅行好きの間で愛される、都道府県の経験を数値化する遊びです。
いろんなチームに所属し、遠征しているJTなら結構な値ではないか?
とみてみた結果がこちら。
【ジャマール・ソープの推定経県値を調べてみた!】
— あさみん⚡😺 (@asamin_sport) 2020年12月3日
在籍県は住んだにカウントして5点、
アウェーで対戦してたら宿泊にカウントして4点
接地・通過を含めればもっと増えるはずだがこれは凄い…🤣
至高の萌えポイントは、なんとトライアンズと対戦して和歌山に行っていること😂 pic.twitter.com/oeToJZ1S3V
居住の多いこと多いこと。
「群馬では出場してないが帯同しているはず」「広島、茨城にも行ってる」
等アドバイスをいただいた修正版がこちらです。
【最新版】
— あさみん⚡😺 (@asamin_sport) 2020年12月3日
・石川富山4
・群馬3
・茨城広島4
に修正 pic.twitter.com/ImHLEcQdh2
岩手時代に東北を制覇していたり、すんでのところで浜松に行けていなかったり...
あ、これはBリーグの公式とバスナビさんを見て手集計したので、追加等あればぜひ教えてください!
JTに、土地のおいしいものとか教えてほしい。多分知ってる。
◆小ネタ③JTの必要とされる所以
JTは、はっきり言って派手な選手ではありません。スタッツも、目の覚めるようなものではない。
...しかし、川崎時代でいえば、このプレーはJTのすばらしさを凝縮したプレーと言えるのではないでしょうか。
🏀#試合速報🏀
— 川崎ブレイブサンダース⚡️12/19(土),20(日) vs京都 @川崎市とどろきアリーナ (@brave_thunders) 2020年1月11日
1/11(土)#天皇杯 準決勝
2Q残り 7:00
22 #川崎ブレイブサンダース
13 #宇都宮ブレックス#ジャマール・ソープ が加入したばかりとは思えないトラップディフェンスで宇都宮からポゼッションを奪取👏👏#バスケットLIVE でライブ配信中🎥https://t.co/o5s5SmHLst pic.twitter.com/JxymZ2sTj4
加入後わずかな時間で見事なコンビプレー。
わずかな出場時間で確実に仕事をこなす男。
感動的なプレーの多かった昨季の天皇杯でも、特に印象に残っているプレーです。
今季の3チーム目、福岡でも相変わらず加入即スコアリーダーになるなど、そのすさまじい順応性は唯一無二なのです。
ソープ先生昨日加入発表されていきなりスコアリーダー・EFFぶっちぎりトップって、
— あさみん⚡😺 (@asamin_sport) 2020年12月4日
そりゃあこれだけ多くのチームに必要とされるわけだよね pic.twitter.com/yJkSEYVB4X
◆ちょっとしたお願い
...と、小ネタ(データ)的なものをまとめてみましたが、正直これは調べようと思えばみんな調べれるわけです。
せっかくうちのチームに所属してくれた選手のこと、もっともっと知りたいなー、知らない間に去ってしまった....
というJTフレンズの13球団ファンの皆さんは多いのではないでしょうか?
逆に「移籍だけがJTじゃない!こんな素敵な男なんだ!」と声高に主張したいファンの皆様もいるのではないでしょうか。
あいにく、僕が「川崎のJT」を見ることができたのはたったの2試合でした。
かくいう私ももっともっとJTのことを知りたいなーと思っています。
そこで、JTにまつわるエピソード、マニアックなデータ、素敵なお写真などなど!
JTのことを、ハッシュタグ「#みんなのJT」をつけてツイートしていただけるととてもうれしいです!
13球団、たとえ在籍がわずかな期間だったとしても、心に残るJTがそこにいたはず。
ぜひとも、Bリーグが誇る「みんなのJT」のすばらしさを教えていただけませんか???
これだけ多くのチームに所属し、日本のバスケに貢献してくれているJT。
その素晴らしさを、ぜひBリーグみんなで語り継いで行けたら幸せです。
さて、明日は193さんの「私と川崎を結ぶ100年の赤い糸」
タイトルだけでも、とても楽しみですね!読ませていただくのが、今から待ち遠しいです。
Never give up
思わぬ形で終わってしまった19-20シーズン。それでも今年の藤井祐眞を忘れたくない。覚えていてほしい。その姿を、ファウルドローン:被ファウルという切り口から振り返ってみました。
1.その姿は狂戦士のように
突然ですが「バーサーカーソウル」をご存じでしょうか。ざっくり話すと、アニメ「遊戯王」の有名な名(迷?)シーン。主人公の遊戯が絶体絶命の状況から起死回生のカード「狂戦士の魂(バーサーカーソウル)」を引き決着をつける...だけに終わらず。
半ば錯乱状態に陥っていた遊戯は怒りに身を任せ、敵ライフが0になったにも関わらず執拗に攻撃をつづけオーバーキル...という、子供向けアニメの主人公とは思えない姿が有名なシーンです。「何勘違いしてるんだ...まだ俺のバトルフェイズは終了してないぜ!」「ドロー!モンスターカード!」「もうやめて!とっくに羽蛾のライフは0よ!もう勝負はついたのよ!」など名言の宝庫…笑
詳しくは、ここから動画も見れるので興味のある方は←
狂戦士の魂とは (バーサーカーソウルとは) [単語記事] - ニコニコ大百科
....って、なんで遊戯王?そんなに年齢詐称疑惑を払しょくしたいのか?←
というのも、とある試合を見ていて、このシーンを思い出していたのです。
2019年4月27日。CS第2戦、栃木ブレックス戦。62-89という数字以上に絶望感のある、トラウマと言ってもいい試合。
まあ本当につらかった。前半の奮闘もむなしく、前日のリプレイかのように崩れていく姿。なすすべもなく繰り返されるターンオーバー。勝っているはずの栃木がなおも激しくルーズボールに飛び込み、守備を強める。フラストレーションがピークに達したニックは4Qを前に退場。疲労の色が隠せない選手たち。
「最後まで!」と声援を送ってはいましたが、正直「もうやめて!とっくに川崎のライフはゼロよ」状態なのは火を見るより明らかでした。
でも、そんな中で「もうやめて」と思ったのは、ブレックスに対してではありません。
自分の大好きな藤井祐眞に対してでした。
この試合の4Q、藤井くんはとにかくリングに向かっていきました。徹底的に。わき目も振らず。この試合の被ファウル8つのうち実に6つが4Q、8本のFTを生み出し...最後の最後、刀折れ矢尽き、得意のFTを2本外し交代するまで、突撃を繰り返しました。もうとっくに勝負はついているのに、体力の限界は訪れているのに、ボロボロになるまで突っ込んでいく姿。他の選手を悪く言うわけではないけれど、ただ藤井くん1人だけが意地になっているように見えるシーンもあって、、、
そのひたすらにその瞬間に執着する姿を誇らしく思う一方で、狂戦士のような何かを感じて。もうライフはゼロだ、無理しなくていい、怪我だけはしないでくれと、そう思わずにはいられませんでした。
この表情、この汗の量。これで1Qの終わり。
— あさみん⚡♦😺 (@asamin_sport) 2019年4月27日
最初から出し尽くしていた男が最後まで意地で食らいついていた4Qの姿には、言葉に出来ない思いがこみあげてきて。
ただただひたむきなバスケットへの執着。伝播して欲しい。伝播させて欲しい。#川崎ブレイブサンダース#藤井祐眞 pic.twitter.com/eSfO3KCI3D
だからこそ。今度は藤井くん一人が突っ込んでるなんて思わせない、そんなチームの中心になってほしい。周りの選手を動かせるまでに、その執着を伝播させてほしい。そう思ったのです。
2.Never Give Upのカタチ
そして迎えた今シーズン。目覚ましいブレイブサンダースの快進撃の中心に、藤井祐眞がいました。今年の藤井くんを語る上で欠かせないのが、被ファウル数。目で見た姿の前に、少し数字を見てみましょう。以下、バスナビDB様のデータを引用しています。
【表彰されない成績編】
— バスナビDB (@basnavi_db) 2020年3月29日
2019-20シーズン B1の被ファウル(ファウル・ドローン)数上位10名です。
1位は京都のジュリアン・マブンガ選手で295回となります。 pic.twitter.com/zwJ73fhVtB
このカタカナが並ぶ中で燦然と輝く藤井祐眞の4文字。唯一の純粋なガード。ペイントエリアにダバンテ・ガードナーのような2mオーバーの重戦車が突っ込んでくるならいざ知らず、178cmの藤井くんがこれだけのファウルを引き出すというのはとんでもない離れ業ではないでしょうか。同じチームの大黒柱、ニックの156を上回ることも大きな衝撃です。
更に驚くべきことに、実はこの数字、昨季より3分ほどプレイタイムを減らしたうえで叩き出しています。一試合平均にして被ファウルは3.3→4.4、FT試投数は2.2→4.0、PTは26.1→23.1。おまけにFTの確率は昨季以上。突っ込んでくるから止められない、かといってファウルしてもFTを決めてくる、これほど厄介な選手はなかなかいないでしょう。
そんな数字を象徴するかのような試合が、10月20日の千葉ジェッツ戦、マイナビの企画でブースターが選ぶベストゲームにも選ばれた21点差大逆転の試合でしょう。
この試合の被ファウル10、FT16/17という数字の化け物っぷり。あと1本FTを決めていればBリーグ記録に並ぶほどの大活躍でした。じわり、じわりと点差を詰めるには時間が止まり確率の高いFTが非常に効果的。やけっぱちで打ったスリーポイントが決まるよりも、相手にとってはよっぽど嫌なこと...それを忠実にやってのけた姿は最高にかっこよくて。
この試合を見ながら、僕は反省しました。
あの栃木戦の姿は、狂戦士などではなかったと。ただひたすらに勝つために必要なことを諦めずに遂行する。理詰めで、しかし本能のままに勝負に執着するその形が、ガムシャラなアタックなのだとあらためて思い知りました。
ライフはゼロ?誰の目にも勝負はついた?何勘違いしてるんだ。少なくとも、藤井祐眞は僅かな可能性を信じて勝負を諦めていなかった。
今年から選手一人一人についた二つ名、藤井くんはNever give up.
それは今に始まったことではない、ずっと貫いてきた姿勢。
ようやくそれが結実した、その結果が数字にも表れているのだと思います。
そして、もう一つ嬉しいことは、この姿はチームにも確実に影響を及ぼしていること。
まさにこの千葉戦、思い出されるシーンは青木ヤスくんの連続バスケットカウントではないでしょうか。ガムシャラに食らいつく姿勢が後輩にも伝わり、強豪千葉をも飲み込んだ。一人だけの力ではない、チームに想いが伝わって、大きな成果が生まれた。画面越しではあったけれど、応援していて本当によかった、嬉しくてたまらない試合でした。
更には、天皇杯。宇都宮戦、渋谷戦と藤井くんを欠いた試合...でも、不思議と喪失感を感じずに応援することが出来ました。それはきっと、諦めずガムシャラに戦う姿がチーム全体に乗り移っていたからだと思っています。多くの選手を欠いてなお、最後の最後まで可能性を信じて戦い抜くことが出来るチームになってくれたことが本当に嬉しかった....
だからこそ、今年のチームに優勝してほしかった。もっといえば、リーグ最高勝率を残して、MVPを取って欲しかった、それだけが心残りで、今シーズンがこんな形で終わってしまったことは本当に残念です。
でもきっと大丈夫。シーズンが始まったなら。同じようにあきらめない姿を、チームで突っ走る姿を見せてくれるはず。心配はいらないでしょう。きっと今度こそ、優勝できるはず。
先の見えない日々ではありますが、くじけそうなときは、「まだバトルフェイズは終了してないぜ!」の精神で。 Never Give Upで、また思いっきり応援できる日を楽しみにしています。
とどろき帰省
こんにちは。あさみん(https://twitter.com/asamin_sport)です。
このブログは 川崎ブレイブサンダース Advent Calendar 2019 - Adventar23日目の記事として投稿します。
昨日の記事はNatsukoさんの「川崎ブレイブサンダースのアカデミー」でした!
トップクラスの選手は18歳,19歳からどんどんBでプレーして海外へ羽ばたいてほしい、なんて思っていますが、その鍵は間違いなくユースにあるはず!未来のブレサン戦士、そしていつかはブレサン卒・NBAプレイヤーなんて出てきてくれたら嬉しいですね。
さて、アイラブサンダースと名乗りながら長らくはんニャリンがトップを飾ってきた当ブログ、実に11か月ぶりの更新です...笑
0.本日は...
早速本題...の前に、本日は藤井祐眞選手のお誕生日です!!!
お誕生日おめでとうございます!!
Happy Birthday!!!!
— あさみん⚡♦😺 (@asamin_sport) 2019年12月22日
今年も、真っ直ぐに突っ走るあなたを全力で応援できることに感謝します!
今年こそチャンピオンに!怪我なく突き進んでください⚡#川崎ブレイブサンダース#藤井祐眞 pic.twitter.com/eIs7CcHE8u
ほんとにほんとに大好きな藤井くん、僕が川崎を好きになった大きな理由。今年こそBの頂点を取って欲しい!怪我無く、最高のシーズンを送ってほしいですね!!
1.「帰省」
さて、今回の記事にうつります。
年末年始、そろそろ帰省の時期が近づいてきました。
地元を訪れる度、「帰ってきたな」って思う瞬間が誰しもあるのではないでしょうか?
小倉につく直前、チャチャタウンの観覧車を見て「よし、降りる準備」と思うときが第一の瞬間で。
自宅まで帰る途中、いつもの道を通るとき。
実家に帰りついて家族と過ごしたりするとき。
ともに学生生活を送った友達と飲みに行くとき。
思い出の風景に触れたり、仲間や家族と大切な時間を過ごしたり。
「帰る場所」だからこそ味わえる感覚が帰省のさなかにあると思います。
一方で、川崎。
僕にとって川崎は出身地でもなければ住んだこともない土地です。
帰ってきたと思える風景...でどれだけの方に伝わったでしょうか、僕は福岡県出身。
(はんニャリンの心のふるさとくらい知られていない設定でしょう←)
ブレイブサンダースを好きになったのもちょっとしたきっかけからで。
乱暴な言い方をすれば、武蔵小杉も川崎も「縁のない街」です。
関東に住んでいた時も、片道一時間半かけてとどろきへ通っていました。
似たような「川崎市に住んでない」ブレサンファミリーは、意外とたくさんいるみたいですね。
そんなファミリーにとって、心の支えになってきたのが竜青さんの「あの記事」ではないでしょうか。
清水久嗣のB.LEAGUEレポート!Bリーグ初代王者へ!チームを支え、引っ張るキャプテン・川崎ブレイブサンダース篠山竜青選手その② | ニッポン放送 ラジオAM1242+FM93
この言葉、そりゃあもう嬉しくて。
よっしゃ、自分も川崎市民だ!って。
そう思いながら、2シーズンとどろきへ足しげく通い詰めました。
...でもね。やっぱり時々さみしいと思うこともありました。
区民招待の列を横目に見るとき。
ラゾーナで選手を見かけた、なんて話を聞くとき。
「明日ロウルが川崎市のイベントに出演します」なんて言われても、すぐには行けないとき。
ずっと川崎に住んでて、自分の街にサンダースがあって。そんな人がうらやましいと思ったことがないと言えば、嘘になる。
ましてや今年から自分は滋賀県に住むことになり、とどろきへ行くのはもはや「遠征」の距離に。とどろきが遠い存在にならないか、今まで通り川崎を好きでいられるか。
ちょっぴり不安に感じながら、日々を過ごしつつ、今季初とどろきのタイミングを待ち望んでいました。
2.久しぶりのとどろき
12月7日、ついに川崎へ!
ロウル帰還!もう少しだよロウル〜😺#ロウル帰省中 pic.twitter.com/4NAXiFEl51
— あさみん⚡♦😺 (@asamin_sport) 2019年12月7日
いつものように、東急線で武蔵小杉へ。
最初に「帰ってきたな」って思えたのは、多摩川を渡る瞬間、車窓を眺めていたとき。無意識に降りる準備を始める自分に気づきました。
そういえば、「橋を見たら降りる準備」なんて目安にしていたっけ。
見知らぬ土地の車窓は、いつの間にか地元に帰るときと同じように、「帰ってきた」目印になっていて。
いざ武蔵小杉に到着してからだって。
東急スクエアをうろつけば、「サンダースクリスマスでサンタ帽探し回ったな~、結局ヨーカドーのダイソーで買ったっけ」とか。
「このエレベーターでロウル待ち伏せしたなぁ」とか。
駅前のエクセルシオールを見て「初めて彼女と大喧嘩したの、ここだったな、、、」とか。
裏道を見つけながら最短経路を探ったとどろきまでの道、
負け試合のあとふらふらと入ったラーメン屋、
最後にとどろきに行ったときに「これからも来れますように」ってお願いした小杉神社。
「縁のない場所」だった川崎は、大好きなブレサンを通じて思い出がたくさん詰まった故郷のような「帰ってくる場所」になっていたことに気がつきました。
その一つ一つに触れるたびに、ほっとするような、帰ってきた喜びを感じたのです。
そして、いよいよとどろきに到着。美しい紅葉が出迎えてくれて。
出迎えはさらに....愛するロウルが飛び出してきました!
着いた途端出てきてくれた😻😻😻好き😻😻😻#川崎ブレイブサンダース#ロウル#ロウルかわいいよロウル pic.twitter.com/eDYwEtamDn
— あさみん⚡♦😺 (@asamin_sport) 2019年12月7日
僕はペットを飼ったことがないけど、実家に帰って犬が飛びついてくるときってこんな感覚なのかなぁと思いました←
そしてその周りに、ただならぬ熱量でロウルを追いかけていたファミリー...
話してみれば、やっぱりいつもRTさせてもらってる筋金入りのロウリストたちでした笑
実ははじめましての方がほとんどでしたが、同じくロウルを全力で追いかける皆さんはもう何度もお会いしたように出迎えてくれて。
...そう。思い出と、もう一つ帰る場所に絶対に欠かせないもの。
ホームには、大切なファミリーがいる。
正直、自分は人見知りだし、なかなか自分から飛び込んでいくのが得意なタイプではなくて。それでも色んな方に温かく迎えてもらって、楽しい時間を過ごせていること、本当に感謝しています。(今回ご挨拶できなかった方、すみません!またの機会に!)
それ以外にも、他のチームのブースターさんや遠くからお越しになった方、ずっとお会いしたかった方ともご挨拶出来て。
その瞬間とどろきにいて、同じように試合を見て熱狂して、同じように楽しい時間を共有できる。その間はきっと、敵味方問わず「川崎市民」なのかなって感じました。
そしてもちろん、試合はとっても熱く!はらはらドキドキな内容ではありましたが、見事に勝利!!!島根、大阪と川崎の試合は今年も見てきたけど、やっぱり今季一番応援にも力が入りました!ホームゆえ、選手もいつも以上に爆発していたように思えます。
青き竜、吠える!!!#川崎ブレイブサンダース#篠山竜青#BE_BRAVE pic.twitter.com/L6qqYOMZHm
— あさみん⚡♦😺 (@asamin_sport) 2019年12月7日
熱量たっぷりに、大好きなチームを応援できる場所。ファミリーとともに、熱狂できる場所。そうでありながら、あざとくかわいいロウルを筆頭にどこかほっとするような存在がいる場所でもあって。本当に、幸せな時間を過ごすことが出来ました。
試合後も、いつもお世話になってる皆さんととっても楽しく祝杯をあげることが出来ましたし(本当にありがとうございます!)
翌日の試合はロウル・パーティー!二日間めいっぱい、とどろきを楽しむことが出来ました。
思い出が詰まった場所を訪れて、大切な「家族」がそこにいて、熱狂の中にもどこかほっとするような時間を過ごすことが出来て。
紛れもなく、僕の川崎遠征は「帰省」になっていました。そして、これからも試合の度にホームアリーナの思い出は積み重なっていきます。
これからももっともっと、川崎は大切な場所になっていく。そう思えるのです。
3.「川崎市民」になるということ
「川崎市に住んでいなくてもブレイブサンダースを通じて来てくれた人は、僕らの中では“川崎市民”だと思っています。」
分かったようでいて、どこかつかみ切れていなかったこの言葉。
僕は僕なりの意味を見つけることが出来ました。
訪れるたびに思い出が積み重なっていく。大切な仲間が出来る。見知らぬ土地が、ブレイブサンダースを通じて大切な場所になっていく。
これこそが、「ブレイブサンダースを通じてきてくれた人」が「川崎市民」になるってことなのだと思います。回数が多くなくたっていい。他のチームのブースターだっていい。何らかの理由でブレイブサンダースを通じて川崎に来た人、その人それぞれに、ホームアリーナの形があり、「川崎市民」としての姿があるのではないでしょうか。
しばらくは関西に住む予定なので、とどろきに行くのは「遠征」の距離のまま。ひょっとしたらこれから先、もっと遠くに住むかもしれない。あるいは、川崎市に住むかもしれない。ライフスタイルが変わって、行ける頻度が減るかもしれない。とどろきアリーナからホームアリーナを移転する、なんて話題もありますね。
だけど、もう不安には思いません。
これからも、大好きなブレイブサンダースを通じて思い出を積み重ねる場所がある。ファミリーがいる。その限り、「どこに行ってもブレサンファミリー」で、「川崎市民」でいられるはずです。
これからもブレイブサンダースとともに。川崎とともに。いろんな思い出を作っていければと思っています!
さて、明日はうにたん #川崎ファイト さんの「応援して20年」です。
タイトルからしてただならぬ雰囲気...!楽しみですね!