The journey has just begun〜"代表の藤井祐眞"を追いかけて気づいたこと〜

こんにちは。あさみん(https://twitter.com/asamin_sport)です。

このブログは 

川崎ブレイブサンダース Advent Calendar 2021 - Adventar

23日目の記事として投稿します。

あやこさん、今年も主宰いただき、ありがとうございます!

anzaiさんが主宰されてた2018年からもう4度目の参加...時が経つのは早いものですね。また打ち上げ会をリアルでできる世の中になってほしい...!!

 

昨日の記事はhjmngsさんの「どうなる?????新アリーナ(後半)」でした!

 
 
 
 
 
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ファミリーみんなに寄り添った、真の夢のアリーナが出来てくれたらうれしいですね!個人的にはコンコースにロウルやIRIS用のステージがあったら嬉しいな~と思っております!

 

0.はじめに...

さて、今回は...の前に、3年連続、今年ももちろん意図して23日を選びました!

藤井祐眞選手、お誕生日おめでとうございます!

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キャプテンとして迎える節目の30歳、これからも全力で、ひたむきに駆け抜けてほしいです!!!

改めて今回は、藤井くんが、代表に選ばれた!僕も追いかけて仙台に行ってみた!そんな1か月前、私が感じた変化、気づきについてお話したいと思います。

1.大好きな選手が共に戦う幸せ

2021年11月15日。月末に行われる代表戦の合宿参加メンバーが発表。

藤井祐眞。その名前が確かに記されているのを見て、頭が真っ白になりました。

なぜなら、「代表の藤井祐眞」を真剣に想像していなかったから。

僕は「川崎の藤井祐眞が好きなんだ」そう思っていたから。

僕は川崎でのプレーを見て藤井祐眞を好きになり、藤井祐眞のプレーを見て川崎を好きになった。藤井祐眞こそ、ブレイブサンダースの志向するバスケットボールを体現する選手だ。この想いは、ずっと持ち続けているものです。

ルーズボール、リバウンド、体格に差のある選手にも勇敢に向かっていく。

そんな姿は、誰よりもカッコいいと思っています。

しかし、こと代表と藤井祐眞という観点では、特に強い要望とか、それこそ多くのファンが言っていたような「なんで選ばれないの?」みたいな思いは、それほど強くありませんでした。

「本人も熱望している感じではないし...」「自分は川崎の藤井祐眞を好きになったんだし...」

だから、トム・ホーバスHCが茨城戦を視察に来たという報せを聞き、直接藤井くんに言及している様を見てなお、「ふーん」くらいにしか思っておらず。

だから、いざ選ばれたと分かって、正直びっくりが勝ってしまったのです。

ただ、次の瞬間、これはそれどころの騒ぎじゃないぞ、と気づきました。

寺嶋良。

もう一人、僕が好きで好きでたまらないプレーヤーの名前が、候補として記されていました。

互いに才気溢れる選手故、対戦することを楽しみに思う気持ちはあれど、同じチームで交わることはないものだと思っていました。

それでも、大好きな選手が2人、たった2週間でも、同じ釜の飯を食い、同じメニューをこなし、同じ夢に向かっていく。

今までに感じたことのないワクワクが溢れてきました。

そこからは急転直下、のんびり京都で紅葉でも見ようかと思っていた11月の週末は、弾丸ツアーで仙台へ向かうあわただしい週末へと変わったのです。

2.INSIDE AKATSUKIで気づいた2つのこと

それからの約2週間、毎日の楽しみが一つ増えました。

その名も「INSIDE AKATSUKI」代表合宿の様子を、日本代表の広報さんが毎日伝えてくれていたコンテンツです。これがまーあ面白かった!毎日かじりついていた藤井祐眞ファンは僕だけではないと思います。

INSIDE AKATSUKIを通して気づいたことは2つあります。

1つ目、日本を代表する仲間と共に切磋琢磨する姿を見ることは最高に幸せだということです。

藤井くん、最初はまーあ登場しなかった!笑

対照的に一回目のこの動画で「楽しみっすわ!」って答える寺嶋君の姿にいきなりグッと来たり...。

頭が映ったとか、たぶんあれは背中だとか、連日やいのやいの藤井過激派として血眼になりながら見る日々も楽しかったですね。

だからこそ、サムネで登場した4日目の動画は忘れないなぁ...笑

youtu.be

久々の代表とは思えない、いつも通りのノリで比江島をけちょんけちょんにいじり倒す藤井くん。笑

動画を見れば見るほどに、ああ、ほんとに各チームを代表する、日本を代表する選手と一緒に笑って、苦しんで、突き進んでるだなって、実感が湧いてくる日々はとても楽しかったです。

考えてみれば、ウインターカップで度肝を抜かれた岡田、僕と同い年の斎藤、川崎時代から応援している野本、思い入れのある選手はたくさんいて。

そんな選手たちと、自分の大好きな選手が仲間になって切磋琢磨できる代表って、ほんとに夢が詰まっているのだと、ワクワクが止まらない日々でした。

 

一方で2つ目、日本を代表する仲間たちとの争いは、厳しく、残酷なものであるということも思い知りました。

あの2週間のハラハラ、ソワソワした気持ちも忘れられません。

代表合宿に呼ばれた人数は24人。試合にエントリーできる人数は12人。

合宿のメンバーは仲間であるとともに、限られた代表の座を争うライバルでもあるわけです。

選ばれる保証なんてどこにもない。

事実、動画に映る人数も少しずつ少なくなったり、ユニ撮影の動画に映っているところを見て少し安堵したり...とにかく不安定な日々でした。

www.youtube.com

 

それこそインフルエンザか脳震盪、人間である以上どうしようもないこと以外では一切欠場しない藤井祐眞ファンにとって、そこに彼がいるか?いないか?という心配に襲われること自体が慣れていないことでもあり、一喜一憂、本当に落ち着かない日々でもありました。

であればこそいっそう、元気に練習に励む姿を見せてくれていたInside Akatsukiには感謝してもしきれません。

そして11月26日。最もドキドキして、最もワクワクした2週間、試合の前日にロスターが発表された瞬間は、最高にホっとしました。

(ま、この日の朝4時にFIBAのサイトのロスター巡回してほぼ確信はしてましたが。笑)

 

かくして、仙台へと、期待と夢を持って足を運ぶことができたのです。。

 

3.代表の姿を見て感じた2つの想い

そうして迎えた代表戦。縁あって声をかけていただいた席、大の藤井ファン仲間と一緒に見たその試合は、それはそれは感慨深いものでした。

「JAPAN」のユニフォーム姿は、何にも代えがたいものです。

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そして、試合を見て感じた最も素直な気持ちは、

「藤井祐眞のバスケットボールが好きだ」

でした。

 

もう、応援している藤井くん自身が、代表とか川崎とか、そんなちっぽけなことなんかよりも、目の前のプレーに全力を尽くしている姿。

彼自身の根っこにあるもので、1ミリも変わりやしない。

点差がついていたって、相手のキーマンからチャージングを奪い、全力で守備して、落ち着いてコーナースリーを決め、フリースローをもらってくる。そして、ルーズボールひとつ、プレーひとつに対して誰より真摯に取り組む姿。

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その姿ある限り、僕は彼のプレーを追いかけたい。ついていきたい。

改めてその想いが強くなりました。

 

そして、そんな彼のプレーが大好きだからこそ、もう一つ感じたことがあります。

「藤井祐眞はこんなもんじゃねえ!」

と。

得意のスティールだって見せていないし、PTだってもっともっと獲得できる力はある。

ライバルたちが強力であったとしても、彼らにない魅力を藤井祐眞は持っている。

そして何より、どんな強敵だとしたって、彼の力があれば食い下がれる、勝利を近づけることができる。

そう思っているからこそ、あの日のプレーがすべてだと思ってもらっちゃ困るぜ!

という思いが沸き上がってきました。

 

 

思い返せば僕が観戦を始めた17-18シーズン。

その素晴らしい実力がありながらも、篠山・辻という日本を代表する選手と同じポジションでプレーするがゆえに、シックスマンとしての活躍が目立っていた時期。

その活躍を嬉しく思いながらも、心のどこかで「こんなもんじゃない」「彼ら2人を押しのけて出れるくらい、力のある選手なんだ」

と、当時感じていたことをふと思い出しました。

だからこそ、18-19シーズンの出陣式で「篠山・辻を超える」と宣言したこと。

たゆまぬ努力で、川崎のシックスマンからリーグのベスト5へと進化したこと。

 

そう、いつだって、どんな高い壁だって乗り越えてきた。

相手が強ければ強いほど、立ち向かう勇気を見せてくれた。進化した姿を見せてくれた。

きっとこれからも、更なる強敵との争いを戦い抜く中で、もっと凄い藤井祐眞を見せてくれる。

そんな楽しみなこと、応援しないなんてあり得ないじゃないですか。

4.The Journey has just began.

大好きな選手と共に戦う姿が見たい。

代表の仲間と切磋琢磨して欲しい。

厳しい争いを勝ち抜いて欲しい。

より強大なライバルに立ち向かい、進化した藤井祐眞を見せつけて欲しい。

その根源にあるのは、「藤井祐眞のバスケットボールが好きだ」という気持ちだ。

今回代表戦までの日々を過ごして、ファンとして改めて感じた想いを残すために、この文章を書きました。

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「旅は始まったばかり」

代表戦、結果としては2連敗、厳しい戦いを振り返るホーバスHCが度々使っていた言葉。

どんな場所でも変わらず信念を貫くプレーを見せてくれる、進化した姿を見せてくれる、そんな代表の藤井祐眞の長い旅はまだ始まったばかり。

彼はきっと見せてくれます。

もっと進化した藤井祐眞を。

世界の舞台で歓喜の時を迎える、日本代表を。

僕はその背中を、どこまでも、追い続けます。

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駄文長文、最後まで読んでいただきありがとうございました!

明日はysmaster007さんの「おかえり」です!

おそらくはあの選手のこと...楽しみですね!